正岡子規

俳諧大要

  • 美は比較的なり、絶対的に非ず。故に一首の詩、一幅の画を取て美不美を言ふべからず。
  • 美の標準は各個の感情に存す。各個の感情は各個別なり。故に美の標準もまた各個別なり。